クッション、色や素材の選び方
クッションには様々な色、柄や素材があって本当に楽しいですよね。
インテリアの中では、一番気軽に取り入れやすく、お部屋の雰囲気を変えられるアイテムです。
でも、ただ好きなものを選んでお部屋に置いていくと、なんだか印象がゴチャゴチャしてしまう…
どうもおしゃれな感じがしない…
といったお悩みをお持ちの方も多いのでは。
今回は、このクッションカバーの柄や素材について、どうやったら好きなものを選びつつ、部屋としての統一感やおしゃれ感が出るのか
そして、おすすめブランドなどを紹介したいと思います。
結論からいうと、
- クッションカバーは素材違いのものを集める
- サイズも、違ったものを集める
- 色は、同色系か、反対色で合わせる
この点がポイントです。
ここさえ押さえれば、あとは自分の好みで好きなものを選べばOK。
クッションのおすすめ選び方① 素材違いでいろいろあるとよい
クッションカバーの素材に着目すると、
素材は色々あると便利です。
理由は、同じような質感のものばかりだとインテリアにメリハリが無くなるからです。
逆に素材に違いがあると、同系色でもアクセントが出て、ぐっと垢抜けてくるのです。
ファッションでも、レザーやファーの小物を取り入れて、季節感や雰囲気を出しますよね。
インテリアも同じように考えて、オシャレ感をプラスしていくとよいです。
これはクッションとソファーの合わせ方、またはお部屋のインテリア全体でも同じことで、
素材違いで合わせるということは、メリハリが出てよいことなのです。
例えばこんな風です。
コットン
まずは王道コットン。無地から様々なプリントまで、たくさんあると思います。
こちらはリバティプリントらしい、微妙な色合いが気に入っているのと、生地がしっかりしていて傷みにくいのでこれはこれで好き。
ロンドンで、ディスカウントショップで買ったもの…なので、リバティプリントと書いてありましたが、制作メーカーは不明。
+ツヤ系(ポリエステル)
一点、ちょっと素材感の違うものがあると、コーデにメリハリがつきますね。
+飾り系(コットンのポンポン)
ポンポンは、背中にもたれてもゴワゴワ感など全く気になりません。
パリの百貨店で購入…ポンポンが表についており、使い心地はどうかな~?と思いながらも、可愛すぎてつい買ってしまいました。
+スパンコールやビーズ
見た目にはとにかくオシャレです。
実のところビーズがどんどん取れてくるので、使うことは出来ませんが…
これがあるだけで、垢抜け感が出るので、インテリアに欠かせなくなり、ピアノの上や棚などに置いてあります。
クッションのおすすめ選び方② 大きさも色々集めよう
スタイリストさんがよくするコーデでも、大きなもの(45x45㎝など)の手前に小さなもの(30x30㎝など)を置くことが多いですね。
この方法で、コーデにメリハリをつけられます。
必ずしも大小をセットにしなくても、大きさの違うものをランダムに置くだけでもよし。
小さな黄色のクッションペア
30×30㎝。
小さいサイズは、使わないかな?と買うときは思ったのですが、
意外にも子供が気に入り、自分の専用にしていました。
柔らかめのコットンで触り心地◎、角のタッセルも、可愛いアクセントになっています。
クッションのおすすめ選び方③ 色は、同系色か反対色
色合いは、同系色か補色(=反対色)を意識すると、簡単に統一感が出せます。
同系色とは、黄色〜緑系、赤〜オレンジ系、青〜緑系、茶系、モノトーンなど、似た色同士で合わせることです。
補色(=反対色)とは、色相環でいう、反対の色を合わせることです。
主には、緑と赤、黄と青、または黄と紫などです。
補色同士は、一見ゴチャゴチャしそうなイメージもあるかもしれませんが、
意外にも相性がよく、インテリアによいアクセントを与えてくれるのです。
緑系統のものばかりのお部屋に、数点、赤い小物があると、色のおしゃれ感が全く違って見えます。
また、補色同士でなくても、モノトーンの中にひとつ赤いクッションを置く、など、アクセントとしての色の使い方を意識すると、とても効果的です。
クッションのおすすめ選び方 まとめ
クッションの選び方は、
- 素材ミックス
- 大きさミックス
- 色は同系色か補色
このあたりを考えて集めていけば、誰でも簡単に、素敵なコーデが出来ます!
クッションカバー、テーマ別おすすめブランドなど
こんな雰囲気ならこのブランドがおすすめ、を少し挙げたいと思います。
ヨーロピアン・アメリカン
ZARAホーム
リバティ
ウィリアム・モリス
ローラ・アシュレイ・ホーム
ラルフローレンホーム
北欧
マリメッコ、アルテック、フィンレイソン、クリッパンなど
和風
綿や麻など自然素材のシンプルなもの
絣(かすり)などの織り記事や、染め模様をいかしたものは、和やアジアンな雰囲気が出せます。
インドのブロックプリントなども、和の雰囲気と合うのでおすすめです。
最後に
インテリアにおいては、本当に好きなものを置く、思い入れのあるものを置くということが一番大事だと思っています。
ただオシャレに見えるから、これを置く、という決断は、本当に人を幸せにはしないかも知れません。
ただ、選ぶのに困った時や、ちよっとヒントが欲しい時に、私はこういった要素を考えるようにしています。
【クッションのおすすめ選び方 補足・詰め物について】
コットン
自然なフワフワ感があり、優しい感じはとても好きです。
ただ、使い方によりますが、1年くらい経つとヘタってはきます。
洗えばまた、フンワリするのかな。
ポリエステル
洗濯機で洗えるものもあるようで、一番使い勝手はよさそうです。
フンワリ感は、ものによって大分違いそう。
詰め物が多すぎなのかパンパン、反発力がありすぎて、背中をうまくもたせられないものもあります。
フェザー(羽根)…安物はダメ!
我が家では一番気持ちのいい詰め物の、フェザー。
フワフワで、適度な沈みこみが気持ちがいい。あまりヘタらず、長く使っています。
表示を見たら、ダックでした。
フェザーは、飛び出しが気になるところです。
我が家の詰め物、数か月ぶりにカバーを開けたら、に数本羽毛が飛び出していましたが、普段は気づかない程度です。
同じものですが、対称的に、
ディスカウントショップで買ったクッション(海外)、当初は詰め物がフェザーでした。
パリパリ?バリバリとした感触があり、ちょっと硬めだし、使ってすぐの時期からちょっとずつ羽根が飛び出てきて、
1年後に大崩壊し、部屋中に羽根が飛び散り大変なことになりました。
安かったからかな –;
そこそこの品質のものを選ぶ必要がありそうです。
クリーニングはお店で。