ロンドンのチェルシー地区、ピムリコ地区のおしゃれインテリアショップ街を散歩

こんにちは、画家の atsuko です。アートで暮らしを豊かにするヒントについて書いています。
日本画作品(一部)

日本画作品(一部)

イギリス・ヨーロッパ

イギリス人は昔から「家が城」と言うほど、インテリアが大好きなようです。

気候に恵まれないので、家で過ごす時間が長いこともその要因の一つかも知れません。

私もロンドンにいたときは、色々な場面で「この部屋素敵!」と思う出会いがあったり、幼い子供がいたので家で過ごす時間も長く、何とか家の中を快適に暮らしたい…という気持ちが高まっていました。

あとは、コロナでステイホームの時間が長かったのも一因です。その色々が相まって、てインテリア大好きになってしまったのです。

インテリア好きな方なら、きっと萌えてしまうのが、チェルシーやピムリコのインテリアショップ街です。

この地区にはハイエンドなインテリアショップやショールームが集まっており、商品の値段もなかなかなので、実際ほとんど何も買う事はできませんでしたが、、それでもお店を巡っているだけで本当に素敵な気分になれる、そんな場所でした。

そのインテリアショップ街からいくつかお店を紹介します。もしロンドンを訪れる際があったら参考にしてみてくださいね。

Chelsea Textiles チェルシーテキスタイル

その名のとおり、生地や布製品が中心。白を基調とした、繊細なデザインが多い印象です。スタイルは、伝統的なイギリス風+モダンといった感じ。奇抜さではなく、クラシックだけれど、おばあちゃんの家のようにはならない現代っぽさや、可愛らしさがあります。

美しい手刺繍のカーテンや、クッション、ポーチなど小物もあります。

やはり淡い色合いを中心に、繊細なデザインや色合いのオリジナル家具もあります。私が好きだったのは、竹の節のデザインの施してある<Faux Bamboo>家具シリーズ。

公式HPはこちら↓国際便も対応のようです。

Antiques of the future | Fabrics, Furniture, Cushions
From the Past, into the Present, for the Future Chelsea Textiles was formed in 1990 to faithfully recreate antique texti...

↓チェルシーテキスタイルのカーテン。刺繍が特徴的。その他プリントや織りなどもありますが、どれも明るい色合いがこのブランドらしく、どんなインテリアスタイルにも合いそう。

Soane Britain ソーンブリテン

英国各地の職人がつくった、オリジナルデザインの製品を販売しています。

・プリントや織りの生地

・壁紙

・籐の家具

・金属(ブラス)製品…金具やランプなど

など、製品は多岐に渡ります。どれも、ソーンオリジナルのデザインで、イギリス各地の職人とコラボして製造しているようで、それがソーン・ブリテンの特徴となります。

デザインは、イギリスのクラシックな雰囲気を大事にしつつも、現代らしさも兼ねそろえたデザインがとても素敵です。

私の特に好きな壁紙やファブリックのデザインは、イギリス伝統のインド更紗を取り入れたものが多く、それが日本のインテリアにもマッチするのでは、と思います。

私も、帰国時にはこちらのカーテンか壁紙を買って帰る…というのが夢でしたが、最後に勇気が出ず結局やらないままに。心残りのひとつでもあります。

実をいうと、テーブルランプだけでもと思い、ホームページには書いていないお値段を問い合わせたところ、ちょっと驚きの金額だったので、断念したのでした。それほどに、おそらくイギリスの中でもハイエンドなブランドではあると思います。

上に紹介したチェルシー・テキスタイルといい、この地区にショールームのあるインテリアブランドは、どれもお値段も相当です。…でも、それだけに質もよさそうでとっても素敵なのです。

↓公式ホームページはこちら

Soane Britain - Furniture, Lighting, Rattan, Fabrics & Wallpaper
Soane Britain designs and makes outstanding furniture, rattan, upholstery, lighting, fabrics, wallpapers and interior ne...

店内で布や壁紙を見ていたら、優しい店員さんが、壁紙や布の見本を快く何種類もくれました。

こんな、決して大量に注文とかしなさそうなアジア人にも気さくに話してくれるロンドンの人たち、素敵です…!それとも、リッチな中国人などもいるし、アジア人は無下にできない存在なのでしょうか。(笑)

HOWE ハウ

オリジナルやヴィンテージのファブリック、壁紙、家具など。

もともとヴィンテージを扱うショップだったという歴史から、新しいデザインのものも、ヴィンテージのような素朴な雰囲気をもっています。

オリジナルのインテリア素材としては、イギリス国内産のレザーや、レザーを使ったトリミング(ひもなど)、シープスキン等も多く扱っているのが特徴のようです。

ヴィンテージの布に、染を施したものを販売などもしているよう。

ナチュラル、ヴィンテージ、シンプルなスタイル好きの人に。

ホームページはこちら↓

36 Bourne Street

Fermoie

オリジナルのテキスタイル店

優しい色合いが特徴的。お店に入ると、あらゆる色調の、繊細な柄のファブリックが棚いっぱいに並んでいます。その布を使ってつくられた、ランプシェードやクッションなども。

イギリスの伝統的というよりは、モダンなデザインでもあり、シンプルな日本や北欧のインテリアにもマッチしそうです。

布を見せてもらった印象は、「繊細!」です。織りとプリントが重なり合うデザインだったり、派手さで主張するものではなく、よく見るととても凝っていて他には無い、上質なデザインだなと分かります。

お店に行ったときは、店員のお姉さんが、日本に興味があったのか、食べ物の話や日本で人気のインテリアのはどんなの?など、色々と話しかけてくれて優しかったです。色々と買う予定でもなかったので申し訳なくて出てきちゃいました… (^-^;)

ホームページはこちら↓

https://fermoie.com/product-category/fabric/

OKA オカ

家具、テキスタイル製品、インテリア小物など

アジアンや、エキゾチックなのデザインのものが多いです。

けれど、本物のアジア雑貨とは少し違い、アジアンの雰囲気を取り入れた、モダンな「シノワズリ」といった雰囲気です。

このバランス感覚が、何ともモダンで洗練されているお店です。

↓ホームページ

Luxury Furniture & Accessories - Give Your Home A Tale To Tell | OKA
Give your home a tale to tell with our globally inspired, British-designed furniture and accessories, crafted with beaut...

この他にも、この地区には小さな家具店や雑貨店、アンティークショップなどが沢山あります。どれも特徴あるお店ばかりなので、一軒一軒訪ね歩くのがとても楽しいと思います。

ロンドン・デザインウィークがおすすめ

5月にはロンドンデザイン・ウィークが開催され、ロンドン中のいろいろな場所で展示や、ワークショップが行われたりします。その際にはこのピムリコ地区でもいくつかのイベントが開催されており、普段は敷居の高いお店も、入りやすい雰囲気でした。

ですが、その時期に合わせて訪れることが出来なくても大丈夫。

小さなお店もあるので、ちょっと入れるか戸惑うこともあると思いますが、

Hello. Can I have a look?

と一言掛けて入れば、自由に見て回れます。

ロンドンを訪れた際には、ぜひ!

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